ホームステイをして苦労した経験

名前:すほみ
年齢:20代後半 
性別:女性
留学した国:カナダのバンクーバー

5年ほど前に、大学の留学制度を使いカナダのバンクーバーに短期留学に行きました。

初めての海外留学でしたし、滅多にない機会だから、ここで英語の語学力を上げるぞ!と行く前にはすごく張り切って意気込んでいました。

しかし、自動的に振り分けられたホームステイ先のホストマザーはブラジル出身の方でした。

人柄はとてもよく南国系らしい明るくて気さくな方だったのですが、話す英語にブラジル訛りがかなり入っている方でした。

もともとリスニングが得意でなかった私はブラジル訛りの英語など余計聞き取れず、アメリカ英語とイギリス英語でも結構違うと聞くのにブラジル英語なんて理解するのに余計時間がかかって、内気な私は何度も聞き返すのも失礼だと思い、分かっているふりをして話を流すこともしばしばありました…。

語学学校の先生の話す英語や友人のホームステイ先のホストマザーの英語は私には聞き取ることができていたので、自分のホストマザーの英語が特に聞き取れないことが余計にストレスを感じてしまいました。

自分の語彙力の無さから言いたいことが上手く伝わらず、ストレスが溜まることも何度かあり、でもそれをホストマザー本人に向かって吐き出すこともできず溜め込むばかり…と、もやもやした感情を抱えることが幾度もありました。

さらにはそのホームステイ制度は日本人を2人受け入れるもので、もう1人同じように留学している日本人と一緒に住むことになっていたのですが、彼女は外国語大学に通っていて英語を専攻していたそうで既にペラペラな状態でした。

食事の時などの家族団らんで会話をする際にも聞き取りも完璧な彼女は会話に入ることができていましたが、聞いたことを理解するのも話したいことを考えるのも時間がかかる私にはもちろんついていけず、さらには言いたいことが伝わらず彼女に訳してもらう始末。

ホストマザーも会話ができて明るい彼女のことのほうが気に入っているように見えはじめてきて、私はどんどん卑屈になっていきました。

ホームステイを初めて数日で家にいることに苦痛を感じ、部屋に一人で過ごしているほうが楽だなあ…と思うようになってしまいました。

もしかしたらその時に私が上手く意思疎通ができなくて辛い思いをしているという胸の内を本人に話せていたらまた変わっていたのかもしれません。

でもどうしても引っ込み思案な私はその状況を諦めてしまい、時間が過ぎるのを待つだけになってしまいました。

それでも私が言いたいことを伝えようとしている時はちゃんと待ってくれたり分かりやすい英語で返してくれたりしましたし、私も英語の環境に慣れてくるうちに単語が出てくるようになり、意思疎通も初めよりはできるようになりました。

最終日には笑顔で感謝を伝えることができたし、素敵な思い出ができたことは貴重な経験となりました。

せっかくの貴重な機会なのだから怖気づいたりせずに、失敗してもいいから挑戦していくことが大事なのだと後から学びました。これから留学に行く方がいれば、英語が苦手でも決して諦めずに誠心誠意を持って伝えようとすれば、相手には必ず伝わるということを教えてあげたいです。

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